まるで夢のつづきみたい掌(てのひら)と指先花と空の間の白いがそっと交ざり合うまるで空のつづきみたい 向うに何がある?君と私 ゆび指す雲は風に流れゆく朝陽の丘 小さな虹(にじ)のはし流れた光から 零れだす 言葉 ひとつ「眩しいね」って涙拭(ぬぐ)う私を抱き寄せて「へたくそ」と君が笑うきっと夢のつづき暖簾(のれん)なでる細い髪に憧れを集めて眩暈のような痛みも知った 初めての記憶夕日の街 埃と踊る音白い指の先から誰の言葉焼き付ける?私は一人きりできっと生きてゆけるのこれからも(覚えていてね忘れないでね)多分忘れてゆく少し冷たかった肌も笑う声さえも 全て花の向う、ずっとそこでわらっていてくれる?きっと私駆けてゆくわ光奏でる向うに毎日ふたり描く 夢の続きを抱きしめて青い花、雲のあいだきらきらと光るどっち付かずの海まるで夢のつづきみたい